診療日記
ジャパンビジネスクリニックは企業経営の診療所!

ビジネスドクターへ経営や仕事に関する悩み相談を行ったり
来院者同士で様々なビジネス情報を交換し合う
コミュニケーションサイトです
<<前のページ | 次のページ>>
2008年4月30日(水)
コストダウンは原価の実態把握から
殆どのメーカーにおいて原価管理は行われている。しかしながら実態をおさえていない企業が中小に限らず、中堅企業にも実に多い。数社見ていく中で材料費は最新の価格で更新されているが、加工費、即ち作業時間×賃率はいい加減なところもあった。ある100億の食品メーカーでは10年前の基準(コストテーブル)を使用していた。最新のテーブルで再計算してみるとなんと赤字と思われていた製品が黒字であったり、またその逆もあった。そのカラクリは間接費の配賦である。とにかくもう一度、しっかりと各社共、製品原価の実態をおさえなおして頂きたい。正しい原価の把握は、コストダウンを進める上での前提条件である。
2008年3月30日(日)
真のリーダーが行う部下指導
最近、部下指導(育成)が下手な上司、躾がなっていない部下、さらには両者の世代、並びにコミュニケーションギャップにより不活性状態に陥った会社・職場をよく見受ける。主因は“上司”。プレイヤーとしては一流でもマネージャーとしては三流の上司。例えば個人業績など結果だけで評価し、ろくに教えてもいないのである。理由を聞くと『時間がない』、『教えてもできない』、『最近の若者は・・・』等とすぐにグチに走る。教える気がないのか、教え方が下手なのか。“意外と教え方が分からない”というのが実情のようである。上司たる者、成果につながる"とるべき行動”を具体的に示すことが出来なければ失格ではないか。結果(業績)を責めるのではなく、そこに至ったプロセス(過程)の何処が悪かったのか、どうすればより高い確率で物事がうまく進むのか。精神論も確かに必要だが、それだけでは人、特に今の若者はついてこない。納得するだけの根拠、具体策を示してこそ真のリーダーと言えるのではないだろうか。
2008年3月21日(金)
5Sシリーズ(最終回)
5Sの躾とは、決められたことを守る習慣化です。3Sの整理・整頓・清掃の形が整ってきても、大事なのはその後の継続です。
通常の場合、5Sを定着させるのに2〜3年ぐらいは要します。定着のポイントは、
(1)計画的に進める
5Sの推進スケジュールで5Sデーなどを設け、常に意識が途切れないようにします。
(2)自主点検
5Sができているかどうか、リーダーやメンバーが自発的にチェックすることが何より大切です。また、時にはお互いの職場を5Sチェックし合う様な工夫も必要です。
(3)5Sパトロール
社長や役員、工場長などが5Sパトロールを行い、客観的に5Sの出来栄えを審査していきます。
(4)その他のモチベーションツール
さらにやる気を高めるために5Sの出来栄えの良いグループ、努力や工夫の見られるグループを表彰する5Sコンクール、さらには5Sニュースなどを発行して、全社員に適時、働きかけていくことが5Sをもとに戻さないことにもつながってきます。  (5)最終的には職場長のリーダーシップ     さて、これまで5Sの仕組みづくりに関してシリーズでお話ししてきましたが、最終的な決め手は人、中でも職場長のリーダーシップにあります。見て見ぬ振りをする無責任リーダーこそが5Sを形骸化する元凶と言えるでしょう。頑張れリーダー諸君。5Sは仕組みづくりで30点、リーダーシップ発揮で100点となる。