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小売業T社で経営相談を受けた。業績を見るとなんと3期連続の赤字だった。社長は数字はオープンにしているとのこと。確かに店長は役員報酬まで知っていた。業績も十分に理解していたはず、それなのになぜこの会社には危機感がないのか?店長を集めての意識改革の講話が始まった!私はただ単にわが社が倒産した状態をイメージして欲しいと言った。家族はどうなるだろうか?明日からの暮らしは?というのも私は(クライアントが)倒産した経験をしているからである。実にみじめというか切ない気分だった。店長をはじめ社員は色々と教えているとようやくやる気になって一生懸命に売り場を創るようになってきた。そのお陰で徐々に売り上げが戻ってきた。しかしながらキャッシュが続かないのである。仕入れれば確実に売れる、その自信が今はある。それなのに仕入れる資金がない。棚がスッポリト空いた状態。それを何とかみすぼらしくならない様に埋める社員たち。本当に切なかった。そういう話をするとT社の店長達もようやく理解してくれた。思った通り、今月の売り上げは、初めて先月を上回った。画期的だ。よしこれでいけると思った。ところが次の月はまた元に戻った。改革は続けることが大事。意識し続けることが大きな改革につながる。改めて継続することの難しさを実感した。
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